「こんな社長についていきたい」スタートアップ創業メンバーが語る20のリスト④ 人材育成編

ブログ
2025.02.21
「こんな社長についていきたい」スタートアップ創業メンバーが語る20のリスト④ 人材育成編

最終更新日:2026年4月

この記事でわかること

  • 「ついていきたい社長」の特徴⑭〜⑯(人材育成)
  • 失敗を許容する文化が自発的な行動を生む理由
  • 権限委譲と部下の成長を喜ぶ姿勢が組織力を高める方法

株式会社イノヴィスタ・代表の岩﨑です。

皆さんの会社で、こんな課題を感じたことはありませんか?

・幹部社員が育たず、経営層が忙殺されている
・会社のビジョンを示しても、社員がピンときていない・動いてくれない
・ 決断を下すたびに、社員の反発や不満が生まれてしまう

もし一つでも当てはまるなら、社員から「この社長についていきたい!」と思われる経営者の共通点 を知ることで、組織づくりのヒントが得られるかもしれません。

今回は、東京都内のスタートアップ企業に勤める山田さん(仮名) に、「こんな社長についていきたい」というテーマでお話を伺いました。山田さんは創業期からスタートアップ企業に在籍し、現在はグループ長としてマネジメントを担当。現場の最前線で見てきた「経営者のリアルな理想像」 を語っていただきました。

社員が自発的に動き、組織が成長する経営者には共通点があります。

① ビジョン・戦略の可視化
② 決断力・実行力
③ 組織マネジメント
④ 人材育成
⑤ コミュニケーション

これらを5回に分けてお届けしますので、興味のあるテーマからぜひご覧ください。
今回は、組織づくりに欠かせない「人材育成編」をお届けします。

14.失敗を許容する文化づくり

失敗を「学びの機会」と捉え、そこから何を得られるのかを重視する文化があると、社員は安心してチャレンジできるようになります。逆に、失敗をした際に過度に責められる環境では、社員は新しいアイデアを出すことに躊躇してしまいます。

おそらく、会社の中で失敗の回数がいちばん多いのは社長だと思います。高速で新たなことにチャレンジしているのと、失敗=重大なミスと思っていないので、周囲には失敗しているように見えにくいんですよね。

なので、「社長は何をやってもうまくいく」と思われがちですが、実はたくさん失敗をしているので、その行動パターンや考え方を知ることで、社員は「失敗は終わりではなく、成長のプロセスの一部である」と理解できると思います。

また、失敗を許容する文化のある組織では、「何が原因だったのか」「次にどのように対応すれば良いのか」を社員がみずから考え、主体的に改善に取り組む姿勢が育ちます。

15.適切な権限委譲

「任せる」と「丸投げ」は違います。権限を委譲しつつ、適切なタイミングでフォローするバランス感覚を持つ社長がいると、社員は安心して仕事を進められます。信頼されて仕事を任されると、自ら考え行動する習慣がつき、能力も自信も向上します。

16. 部下の成長を喜ぶ

部下の成長・成功を心から喜び、褒めてくれる社長は、社員のモチベーションを高めます。社長から承認された喜びは、他の人からの称賛の何倍も嬉しいものです。成功体験を積み重ねることで、自信がつき、さらなる挑戦への意欲が湧きます。


当てはまる項目はいくつありましたか?

「優秀な人材を育てたいが、何から着手すればよいか分からない」と感じた方は、組織づくりコーチングプログラム で、社員の成長を支援し、組織全体の成長につなげる方法を学びましょう。

また、1on1スキル習得講座 では、幹部とメンバーの信頼関係構築に有効です。経営者が一人で背負うのではなく、幹部や社員が自ら成長し行動することで、会社の成長スピードが加速します。

次回はいよいよ最終回、「コミュニケーション編」をお届けします。

組織づくりコーチングプログラムを見る
1on1スキル習得講座を見る

📚 シリーズ:こんな社長についていきたい|創業メンバーが語る20のリスト

よくある質問

Q. 失敗を許容する文化はどうやって作ればよいですか?

A. 社長自身が失敗を公言し、「失敗から学んだこと」を共有することが第一歩です。責める文化から「何を学べるか」を問う文化に転換すると、社員は安心してチャレンジするようになります。

Q. 「任せる」と「丸投げ」の違いは何ですか?

A. 任せる場合は権限の範囲を明確にし、適切なタイミングでサポートします。丸投げはフォローなしに結果だけを求めることで、社員が孤立しミスにつながります。権限委譲には「信頼+支援」が必要です。

Q. 部下の成長を喜ぶ社長のもとでは、どんな組織文化が育ちますか?

A. 社長に認めてもらった喜びは、社員の自信とさらなる挑戦意欲を生み出します。部下の成功を純粋に喜べる経営者のもとでは、チャレンジする文化が自然と育ちます。

岩﨑 崇

この記事を書いた人

岩﨑 崇(Takashi Iwasaki)

株式会社innovista 代表取締役|エグゼクティブコーチ(CBL認定アソシエイトコーチ)|MBA(経営学修士)|B-Brainインストラクター

大学卒業後、環境衛生事業のH社に入社し現場・営業職を経験。36歳で代表取締役社長に就任後、独立し「はやき風株式会社」を創設・11期連続増収増益を達成。その後H社の取締役副社長として復帰しCEO・COOの両役を担う中で、次世代経営者育成・管理型組織の限界を痛感。MBA取得を経て「経営者と組織をサポートする」ことを決意し、innovistaを創設。

▶ 詳細プロフィールはこちら