「こんな社長についていきたい」スタートアップ創業メンバーが語る20のリスト⑤ コミュニケーション編

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2025.02.22
「こんな社長についていきたい」スタートアップ創業メンバーが語る20のリスト⑤ コミュニケーション編

この記事でわかること

  • スタートアップ創業メンバーが語る「ついていきたい社長」のコミュニケーションの特徴
  • 部下・幹部との対話で差がつく4つのポイント(リスト17〜20番)
  • 心理的安全性を生む社長の言葉・姿勢とは
  • 社員が「この社長についていきたい」と感じる瞬間

株式会社イノヴィスタ・代表の岩﨑です。

皆さんの会社で、こんな課題を感じたことはありませんか?

・幹部社員が育たず、経営層が忙殺されている
・会社のビジョンを示しても、社員がピンときていない・動いてくれない
・ 決断を下すたびに、社員の反発や不満が生まれてしまう

もし一つでも当てはまるなら、社員から「この社長についていきたい!」と思われる経営者の共通点 を知ることで、組織づくりのヒントが得られるかもしれません。

今回は、東京都内のスタートアップ企業に勤める山田さん(仮名) に、「こんな社長についていきたい」というテーマでお話を伺いました。山田さんは創業期からスタートアップ企業に在籍し、現在はグループ長としてマネジメントを担当。現場の最前線で見てきた「経営者のリアルな理想像」 を語っていただきました。

社員が自発的に動き、組織が成長する経営者には共通点があります。

📚 シリーズ:こんな社長についていきたい|創業メンバーが語る20のリスト

これらを5回に分けてお届けしますので、興味のあるテーマからぜひご覧ください。
今回はシリーズ最終回、①〜④のすべての基盤となる「コミュニケーション編」をお届けします。

17.話し方がポジティブ

できない理由」ではなく「どうやったらできるか?」を常に考え、チームに前向きな発想を浸透させる社長は魅力的です。

社長の言葉一つで、社員の士気は大きく変わります。たとえば、厳しい局面に直面したとき、社長が「これは厳しいな」と言うのか、「この状況を乗り越えれば、さらに強い組織になれる」と言うのかでは、社員の受け取り方も大きく変わると感じています。

18.話を聞いてくれる

部下や周囲の声に耳を傾けてくれることで、社員は自分の考えを安心して伝えられます。社長の意見を押し付られる場面が多いと、「提案して否定されたら嫌だな」という気持ちが先行して、意見を何も言わない方が波風立たなくていいや、と思ってしまうんですよね。

また、「こうすればいい」と正解を出すのではなく、「あなたはどう思う?」と問いかけ、考えを引き出してくれると、さらに安心感を持って意見を伝えられます。そして「いいんじゃない、それやってみようよ」と言われると、承認された気持ちになってとても嬉しいです。

19.誰に対しても態度が変わらない

特定の人だけを特別扱いすることなく、公平な姿勢を保つことで、社長への信頼度は変わると思います。たとえば、新入社員でもベテラン社員でも、社長が同じように丁寧に話を聞き、意見を求めることで、「この会社では誰でも発言できる環境なんだ」と感じます。

20.組織が拡大しても社員一人ひとりの活躍や成長を見ている

組織の規模が大きくなり、社員数が増えても、一人ひとりの活躍や成長を見逃さず、適切なタイミングで声をかけることで、社員のモチベーション向上につながります。私自身、会社立ち上げ時から在籍していて、どんどん人数が増える過程を見ていますが、私の存在感が薄まったと感じたことはありません。

声かけは、本人に直接行う場合もあれば、本人の上司を通じて伝えることもあります。どのような形であれ、「社長は自分のことを見てくれている」と感じられることが、社員にとって大きな励みになります。


以上、スタートアップ企業の創業メンバーが語る「こんな社長についていきたい」20のリストをお届けしました。

これら20の要素は、それぞれが独立したものではなく、相互に関連し合って真の経営力を形成しています。特にコミュニケーション編で取り上げた「聴く姿勢」「ポジティブな言葉づかい」「公平な態度」「一人ひとりへの関心」は、①〜④のすべての土台となるものです。

どんなに優れたビジョンや戦略があっても、社長の言葉と姿勢が組織に伝わらなければ、人は動きません。「この社長についていきたい」と思われる経営者は、対話を通じてその信頼を積み重ねています。

「対話できる組織」をつくるには、まず経営者・管理職自身が1on1のスキルを身につけることが近道です。innovistaの1on1スキル習得講座では、部下の本音を引き出す対話の技術を体系的に学べます。経営幹部・管理職の育成にぜひお役立てください。

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よくある質問

Q. 「ついていきたい社長」のコミュニケーションで、最も大切なことは何ですか?

A. 部下の話を「聴く」姿勢です。正解を与えるのではなく「あなたはどう思う?」と問いかけ、相手の考えを引き出すことが、社員の主体性と安心感を育みます。この記事で紹介した17〜20番のすべてに共通する土台でもあります。

Q. 社員が自発的に意見を言える組織にするには、何から始めればよいですか?

A. 社長自身が「公平な姿勢」と「承認する言葉」を日常的に示すことが重要です。新入社員でもベテランでも同じように話を聞き、「いいんじゃない、やってみよう」と言える環境が、社員の心理的安全性を高めます。

Q. 社長のコミュニケーションを改善するために、まず何から始めればよいですか?

A. 「1日1回、部下の話を最後まで遮らずに聞く」という小さな習慣から始めるのがおすすめです。社長の聴く姿勢が変わると、チーム全体の対話の質が変わります。より体系的に対話スキルを磨きたい方は、innovistaの1on1スキル習得講座もご活用ください。