スタートアップ企業の創業メンバーが語る「こんな社長についていきたい」20のリスト② 決断力・実行力編

株式会社イノヴィスタ・代表の岩﨑です。
皆さんの会社で、こんな課題を感じたことはありませんか?
・幹部社員が育たず、経営層が忙殺されている
・会社のビジョンを示しても、社員がピンときていない・動いてくれない
・ 決断を下すたびに、社員の反発や不満が生まれてしまう
もし一つでも当てはまるなら、社員から「この社長についていきたい!」と思われる経営者の共通点 を知ることで、組織づくりのヒントが得られるかもしれません。
今回は、東京都内のスタートアップ企業に勤める山田さん(仮名) に、「こんな社長についていきたい」というテーマでお話を伺いました。山田さんは創業期からスタートアップ企業に在籍し、現在はグループ長としてマネジメントを担当。現場の最前線で見てきた「経営者のリアルな理想像」 を語っていただきました。
社員が自発的に動き、組織が成長する経営者には共通点があります。
① ビジョン・戦略の可視化
② 決断力・実行力
③ 組織マネジメント
④ 人材育成
⑤ コミュニケーション
これらを5回に分けてお届けしますので、興味のあるテーマからぜひご覧ください。
今回は、ビジョンや戦略を実現するために必要な「決断力・実行力編」をお届けします。
4.決断力がある
社員としては、社長の決断がスピーディーであることで、方向性が明確になり、安心感を持って仕事に取り組むことができます。また、決断力のある社長は責任を取る覚悟も持っているので、その姿勢を見ることで「この人は信頼できる」「この人についていきたい」と自然と思うようになります。
5.自分のミスを認められる
「自分が悪かった」と素直に言える社長には、自然と信頼が集まると思います。社長が率先して失敗を認めることで、部下も自分のミスを隠さず、組織全体として「素直に失敗を認め、学ぶ」文化が醸成されやすいと感じています。
6.フィジカルとメンタルが強い
いつも元気で、強いメンタリティを持っている社長は、組織全体に良い影響を与えると感じます。自分自身の仕事がうまく進まないときも、社長の元気な姿を見ると、不思議と「頑張ろう」という気持ちになるんですよね。
さらに、そういう社長は困難な状況に直面しても前向きな姿勢を崩さず、解決策を探し続けているので、社員としては「この人についていけば大丈夫だな」と安心感を持てます。
7.トラブル発生時の対応力・責任感がある
予期せぬ事態が発生したときに、冷静に状況を分析し、素早く適切な判断を下せる社長はとても頼りになります。トラブル時には、焦りや混乱が組織全体に広がりやすいので、社長がどっしりと構えてくれることで安心して行動できます。
そして、トラブルの責任を部下に押し付けるのではなく、『自分が責任を取る』という覚悟を示せる社長には、ついていきたいと感じます。
当てはまる項目はいくつありましたか?
「意思決定に時間がかかり、社員を不安にさせているかも…」と感じた方は、組織づくりコーチングプログラム で、決断の軸を明確にし、迅速かつ自信を持った意思決定ができるようになりましょう。
決断の基準を確立し、幹部社員にも納得感を持って伝えられるようになることで、組織全体が迷いなく行動できる強い組織へと変わります。
次回は「組織マネジメント編」をお届けします。